四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

≪雨は降れども気晴らしに…≫

長らく更新が滞りましたが、仕事は順調です。


弛みない工事状況の進展。職長としての早出・残業を伴うハードな責務。そして日曜以外は祝祭日も全部稼働する容赦ないスケジュール。


通勤時間も含めて生活の全てが、当現場を中心に回っている感じです。


加えて、東京五輪大会関係者の駐車場警備にメンバーを取られ、こちとら減員すら強いられての交通誘導で、余計しんどい日々が続きました。


もともと警備業自体、1964年の東京五輪・選手村警備をきっかけに世に知られるようになったものです。そのためか、うちの会社の管理職も今大会の警備JVに加わったことを2年前から大変喜び、意気込んでおり、一貫して五輪不要派の私はモロに冷や飯を食わされた格好でした。


ともあれ、盛夏の熱中症の懸念を自分なりの対策でしのいで、(特に冷凍ペットボトル飲料。頸部や脇の下を冷やすのにも活用) なんとかお盆休みまでこぎつけました。今年の場合、現場全域が病院敷地内なのでマスク着用厳守な上、6月に隊員から現場第1号の熱中症を出して病院送りとなり、ゼネコンの監督から他職以上にプレッシャーをかけられていたのです。


いわばコロナと熱中症ダブルバインド
お盆明けは残暑に加えて感染爆発の様相に慄きながらの厳しい務めが待ち受けています。


そんな中で、休み中私なりに気分転換することがどうしても必要でした。
そこで、緊急事態宣言下ではありますが、新幹線を使って岩手山まで登りに行ってきた次第です。