四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

≪警備7年、社会復帰の現在地≫

(前回の内容からいったん離れます。)

年末年始は12/29〜1/3まで仕事でした。

都内神社の初詣臨時駐車場警備(夜勤含む)が3勤、現場事務所の巡回保安警備が3勤です。

 

聖マリアンナ医大病院の新入院棟が完成した後も、ひと月空いてまた外構工事で現場に出ていました。さらに明日からもしばらく外構が続きます。来たる次期工事に先立って行われる、地下の浄化槽の改修工事とのことです。

 

実はその次期工事を我々(の会社)が担当するのかはまだ決まってないため、2月以降の予定は白紙なのですが、ともあれ今月で、私自身は警備員となって丸7年を迎えることになりました。

 

もうそれ以前の失敗の半生は振り返りません。

 

独り身の社会復帰・生き直しとしては上々の出来でした。

 

経済的にもゆとりができ、コロナ前には海外旅行も3度叶ったし、また直近では歯の治療も自由診療ジルコニアの差し歯(ブリッジ)をつけられるほどに復調しています。

 

誤算はむしろ、大規模工事現場の隊長としての責務に精を出すあまり、転職相談や他業種の資格取得など、本来考えていた次の展開を試みる余地が無くなってしまったことです。さらに、コロナ禍の3年間、仕事が充実している間に、自身の収入や社会の中での立ち位置が一般人と遜色ないレベルまで上がってきたことは、嬉しい反面、社会保険料や住民税なども相応に爆上がりするため、今の仕事からおいそれとは離れにくい状況ももたらしてしまいました。

 

まあともかく来月までは気をもんでいても仕方ないので、地道に1年をスタートさせる所存です。