四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

2017-12-28から1日間の記事一覧

≪見越入道 ⑦≫

オラトリオ見越入道 刻露清秀 〈2〉(続き)全山 冬毛に覆われ 日々は苗木のようにうずもれ 寝糸の滝には寒声混じりに 見上げればピッチグレードはいよいよ高く、 跡目なしに辿る手鍵盤足鍵盤 先遣の明を照らす後見のもやい 流星痕は つららとざらめを落とし…