四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

≪リフレッシュ②≫

私には、大学時代からつながる唯一の友人がいます。ドライブ・スキー・登山を好む雪国育ちのアウトドア派です。彼とのドライブで海や山へ出かけることが、毎年恒例となっており、かれこれ四半世紀間、私の引きこもり・就業中・失業中にかかわらず年に2~3…

≪リフレッシュと次の課題≫

ビル改修工事現場での10ヶ月間の交通誘導警備が終わりました。 ホテルは無事完成し、家具・調度品・備品の大半も搬入できました。開業こそまだ先ですが、昨日は、施主(『お施主さん』と呼びます)、設計者、ホテル関係者、工事を手がけたゼネコン、と各社の…

≪見越入道 ⑲、そして久しぶりの訪問≫

オラトリオ見越入道 刻露清秀 〈5〉(続き)波を焚く殷雷、陸の強者は座屈を恐れ、 前途は大灘、海の隼人は壊蝕を恐れ、 火の粉に彫り上げられた山容 洞門に光を満たす海抜の原器、 地涌にすら飽き足らず 暮れなずむほどに遠き交わり、 なべて保冷し、備蓄し…

≪見越入道 ⑱≫

オラトリオ見越入道 刻露清秀 〈5〉(続き)投げ縄も投網も錨も届かない まさぐるような減音程より サメはひとすじのコラールを追って 島々の基を十度さまよう。 儀仗が入れ替わるたびに 多くの血潮が水揚げされる 海流どうしのぶつかりのなかで 珊瑚の春から…