四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

2018-02-18から1日間の記事一覧

≪見越入道 ⑭≫

オラトリオ見越入道 刻露清秀 〈4〉(続き)仕切岩だらけの洞窟の果てには 人を石筍ならしめてやまない 贖罪のアトリエ、追善のテーブル。 蝋涙と血手形と 鞭打つばかりの雫に囲まれ、 泥の名誉が封泥であるように 満面の恍惚は解かれるすべを認めなかった、 …