四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

2018-01-14から1日間の記事一覧

≪見越入道 ⑨≫

オラトリオ見越入道 刻露清秀 〈3〉(続き)雨季と乾季が自生を促し 砂地に裸足の実生が溢れ 影と風とが混ざりあう時 蜜蜂たちのくるぶしは癒えた、 受粉とはことづけることだから。 生命の束を崖に残して 遺恨と封鎖の対岸へ渡り 身を低くして作戦を待つ 一…