四時歩武和讃(しじほぶわさん)

〜立ち直りから精神復興へ。一警備員の手記と詩篇~

≪充実とその代償≫

前回から1ヶ月余り。まとまった記事を作成できるだけの余裕がありませんでした。


というのも、まず、夏に始まった片道3時間かかる常駐現場が、外壁補修に3倍増の手間を要し、やっと足場ばらしまで終わったのが11月も末だったからです。期間中、他の現場に呼ばれて出ていた時期もありましたが、やはり自分の持ち場を無事に全うするまでは気を張っているため、疲れが抜けなかったのです。


しかもこの直後に、私はすかさず3度めの韓国一人旅へ出かけました。大邱と慶州をまわる実質4日間の旅で、目当てはパルゴン(八公)山登山と世界遺産巡りと街歩き。日本人は全く見かけず、市内/市外バス、タクシー、モーテル(宿泊)はすべて韓国語のみの対応でした。


標高853mの岩峰『カッパウィ』の坐仏像を登拝した雨の初日。タクシーで半日かけて回った4つの世界遺産。そしてパルゴン山頂上への冬山登山…など、普通に紀行文を書けばなかなか密度の濃い内容です。しかし、残念なことにその時間的余裕がないまま、日本に戻ると待っていたのは、この4年間で最大の現場、郊外大型ショッピングモール建設工事への4人目の常駐指令でした。(2人めの資格者として。)


なお、そのひと月間で更新し損ねたのはブログだけではありませんでした。まだ真っ暗なうちにアパートを出て始発列車に乗り、帰りもいつも遅かった先月。それと韓国にいた12月初旬。このかん、駅前駐輪場の更新手続きをきれいさっぱり忘れていたため、先日とうとう駐輪場から自転車を側溝へぶん投げられてしまいました。